Living with Antiques 英国銀器の集め方

素敵な白蝶貝ハンドルのデザートカトラリーが入りましたので、ご紹介させていただきます。

英国アンティーク銀器 白蝶貝ハンドルのカトラリー
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1899年 
ロンドン 
純銀にゴールドウォッシュがかかっています。

メーカーはW.C William Comyns。 
繊細で個性的なデザインが特徴として知られている、英国銀器のメーカーの中でも少し特別な位置付けにあるメーカによるお品です。

William Comynsは得意とする繊細な透かし細工を多用しポプリボックスやジュエリーケース、透かしのスプーン、花瓶などの小物を多く作っている印象ですが、デザートカトラリーというのはなかなか珍しいと思います。

William Comynsというと好みがわかれそうなちょっと個性的なデザインも多い中、いつでも安定した人気があるお品がこちら    透かしのティースプーンです。
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今回のお品はカトラリーというお品の性質上Comyns独特の透かし細工は使われてないものの、ハンドルとブレード・フォーク部の接続部のフェルール、そしてハンドル先端のキャップの繊細な小花や波模様の打ち出しあたりにWilliam Comynsらしさを感じられるお品だと思います。
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手に取った時のずっしりとした重量感、そして全体のクオリティ感は素晴らしいです。
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有名工房による美しい白蝶貝カトラリー、是非コレクションの一つに加えていただきたい英国アンティーク銀器の逸品です。                      

先日初めて訪れたアンティークフェアで出会ったシフタースプーン。

小規模な室内のフェアでこの日は数はあまり銀器は収穫がなかったのですが、このお品に出会えました♪
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ボウルに一周ぐるりと入ったお花の打ち出しがとっても印象的な一品。 
バスケットに放り込まれたたくさんの銀器小物の中から見つけ出しました。
どこに名品が隠れているかわからないから、アンティークって面白いです

シフタースプーンとしては堂々としたサイズで、小さめのレードルのようです。
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ちょっと今までに扱ったことのないクオリティのシフタースプーンだなぁと思っていたのですが、ホールマークを確認してみると・・・                 
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なんとロンドンの、1796年のデートレターが・・・             

この左から二番目の、王冠をかぶったレオパードさんがあると時代が古いと一瞬で感じますが、まさか1700年代のお品だとは思いませんでしたので嬉しいサプライズでした♪                                   

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中央のピアシングが繊細で綺麗なので、裏から見ても素敵です。これがシンプルに丸穴だったらまた印象もだいぶ変わってくるのでしょうね。              

       
         
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銀器が作成された当時の銀器メーカーや小売店の宣伝用広告を時々目にします。

広告そのものも色々とバリエーションがあり、何枚も集めてみたいくらいなかなか素敵なのですが、広告の中に自分が知っているお品や似てるお品を見つけると嬉しくなってしまいます。

今日はMappin&Webbのこの広告を見て
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この真ん中下にあるコンポートが

先ほどショップに載せる為に説明を書いていた
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こちらのお品に似ているなぁ~と思って、嬉しくなりました。

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といっても、このお品はJames Dixon&Sonsのもので、Mappin&Webbのお品ではないのですけど


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