Living with Antiques 英国銀器の集め方

2010年02月

最近素敵なティースプーンセットとなかなかご縁がなかったのですが(最もあまりマーケットに出かけていないせいもあるのですが)好みのセットに久々に出会ったのでご紹介します。

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英国スターリングシルバー(純銀)製
アセイマーク:シェフィールド
デートマーク:1894年のb
メーカーズマーク:HH(HHのマークをシェフィールドで登録していて1880年以降の活動が見られるのはHarrison Bros&Hawson だけのようです)

私は元々シェルデザインのボウルのティースプーンが好きで集めているのですが中にはシェルボウルの形が薄っぺらいものや尖りすぎているものも多くなかなか好みの形に出会わないのです。

その中でもこのセットは好みのど真ん中。

ハンドル先のデザインはオーバニー(Albany)パターンです(クイーンアンパターンとも呼ばれるそうですがオーバニーの方が良く使われている気がします)。
このパターンは特に好みではなかったのですが、シェルボウル、ハンドル付け根部分のねじり細工などと相まってオーバニーパターンもより際立って見える気がします。

う~~ん・・・

美しい・・・ボウルの形が良いのか、光の反射具合が絶妙なんですよね。

この素敵なティースプーンセット、明日知り合いの方のお家にお世話になるのでお土産に持って行きます。 喜んで頂けるといいなぁ・・・♪♪




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え、今までどうやって生活してたの??!

と驚かれる事も多いのですが、我が家に最近やっとテレビがつきました。

今まではテレビはDVD鑑賞専用でしたが子育てで家に居る事が多い中英語が衰えないようにという事と、英国生活もそろそろ5年なのでもっと英国人に近づいてみようという(笑 英国人はかなりの テレビ好きです)魂胆? により導入しました。

チャンネル数が異様に多いためまだどこのあれをやってる というのは把握出来てないのですが・・・

そんな中テレビをつけたら必ず と言って良い程やっているのがアンティークの番組。

アンティークロードショウ という番組とFLOG ITという番組があるみたいなのですがこのFLOG IT本当にテレビをつけたらいつもこれです。

PAUL MARTINという方が英国各地を廻り、地元の人があれこれお宝(と思われるもの)を持ち寄って値段の査定をしてもらい、その後その場でオークションにかけられる というもの。

全てのアイテムにはリザーブプライス(最低落札価格)が設定されているのですが、中にはかなり期待できそうなのに売れないものなどもあり、持ち主のおばあさんはかなりがっかりした表情で帰路に・・・ なんて事もあるので見ているこっちもドキドキです。

今日テレビをつけてみたらいつも通りやっていたのですが、偶然にも私が結婚式を挙げた大聖堂での撮影でした。この町は実はアンティークでは結構有名な町なのです。最近はだいぶお店が減ってしまいましたが・・・ 
大聖堂に皆様大切なお宝を持ち寄りる人々・・・ お年寄り、子供が目立ちます。

結構独特な雰囲気、日本で言うとお宝鑑定団にのど自慢大会を足したような感じでしょうか(笑)

フェアなどでカメラを良く目にするのでテレビでやってる事は知っていて楽しみにしていましたがまさかこうしょっちゅうやっているとは思わなくて、改めて英国のアンティーク文化にはびっくりさせられました!

ところでこちらも嬉しいびっくり。

数日前に 住んでいる町の中心あたりを久しぶりに通ったら素晴らしい銀器たちがショーウィンドウに! 新しいアンティーク屋さん?! ドキドキ・・・ と思って中に入ると素晴らしい家具の数々。
お店自体はなんと70年程前からあったそうなのですが今まで銀器がディスプレイになってるのを見た事がなかったので目に留めなかったみたい^^;

私が住んでいる通りにもアンティーク屋さんが数件あるのですが、この数件は買い物袋片手で入っても問題ないような雰囲気、でもこの日見つけたお店はこの辺のお店には珍しく高級感漂うとても素敵なお店でした。

ディスプレイされていたものはジョージアンのスプーンセット、ジョージアンのシュガーポットやクリーマーなど。 ものも素晴らしいのですが全てピカピカに磨かれ綺麗に並べてあって、予想もしてない時に素敵な物を見せられてしばしお店の前でうっとりしてしまいました!(シュガーポット、と~
っても素敵でした! でも、デザインがシンプルで・・・この手のお品は私の写真技術では実物の良さを伝えるのが難しく扱う事はなかなか出来ません)

ただお品も素晴らしければお値段も素晴らしく(高価)、見るだけ~~ と思ったらなんと、ゼロを一つ間違ってる?! という程リーズナブルなお品が。

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                手ぶれしてます・・・

大好きなトーストラック(私、この 大型のトーストラックというものがとても好きなのです。実際に使った事はまだないのですが・・・)♪

このお店にあったから純銀のお品とばかり思っていたら、シルバープレートでした。

風格があって素敵なお品、もちろんお買い上げ~ しました。

フェアなどで購入するよりは少し高価ですが、このお店の雰囲気からしてこのお値段は破格(と思う)、良い買い物が出来ました^^

思いもよらぬ所に出会いはあるものですね。

お店の人も非常に感じが良かったし、これからお世話になりそうです^^


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皆様、素敵なバレンタインでーを過ごされたでしょうか。

実は渡し、若かりし頃に頑張りすぎたせいかここ数年バレンタインというイベントにあまり興味なし。

主人にチョコレートを作った事すらなかったのです~~!!

でも今年は 子供が出来たからこそ しっかりお祝いしてやるぞ~ と思い、チョコレートケーキでも作ろうとしていた所、(以前にも記事に書きましたが)主人が大好物の

「Sticky toffee pudding」をリクエストして来たので初めて作ってみました^^

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Sticky toffee puddingとはふわふわしたスポンジにトフィーソース(キャラメルソースみたいなもの)がしっかりしみ込んだ英国のプディングです(1960年頃に湖水地方のホテルで出されたのが始まりだとか。原型となるおやつはもっとだいぶ前からあったそうですが)。

今まではパブで食べるかスーパーで買っていて、どうやって作るかなんて知りませんでしたが作ってみたら実はものすごく簡単!

バターと砂糖と卵を混ぜそこに小麦粉を加えるまでは普通のケーキと一緒ですが、別のボールにドライデーツを刻んだものにソーダを少し加え、そこに熱湯を注ぎだいぶふやけたところで元々作っておいた種に混ぜこんで焼くというもの。

作っていてとっても面白かったです♪

食べてみると完全に「お店(またはスーパー)の味」。

選んだレシピが良かったのかもしれませんが、こんなに失敗しなかったデザートもないんじゃないかというくらいうまく出来ました。

アイスクリームはクックパッドから選んだ「超簡単アイスクリーム」というもの。

なんとあたためた牛乳に砂糖とコーヒークリームのパウダーを混ぜて固めるだけなんです! こんなんで出来るのかと思いきや普通のアイスより美味しくてびっくり・・・(ジェラート系になります)

主人もとっても喜んでくれて素敵なバレンタインになりました♪♪



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これ、何だと思われますか。
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私だったら、何も知らなかったら「水差し」と答えているかも。

これ、実は英国で今現在確認されている中では一番古い純銀製のティーポットです。

1670年 ロンドン メーカーはTL。
現在はVictorian and Albert museum の所蔵です。

34.5cmという非常に大きなサイズとティーポットらしからぬ(?)風貌から、昔の記録にはCoffee potと記されていたそうです。

私なんか、コーヒーポットと間違えるどころか 何度ティーポットと言われても、お花の水やりに良さそう~ なんて思ってしまいますが。

もし市場に出て来たらとてつもない値段がするのでしょうね~~

さて、ティーポットがやっと私たちの知っているティーポットらしい形になってくるのは1700年代に入って、Queen Anneの時代になってからのようです。

この頃はそれほどデザインにバラエティがなく、ペアシェイプ(洋梨のような形)とバレットシェイプと呼ばれる二つの形が主流でした。
デコレーションはまだシンプルで、コートオブアームズが彫り込まれたものか、プレーンなものが大半です。
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どっちの形でも、六面対の物はとてもレアで特に7面体の物は非常にレアだそう。

初期のポットは、まるっこい形でも後年のものと違ってまっすぐに伸びた口先が印象的です。

私たちが良く目にする、打出しのシェルやスクロールワークがティーポットの装飾として使われだしたのは1740年頃だそうです。

丁度1740年に作られたポット。 メーカーはC.Dickson エディンバラ。
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この、蓋のてっぺんについているのは何なのでしょうか。 気になります・・・!

ーーーここからは私自身細かすぎる説明はするのも聞くのも苦手なので、重要そうな(私の勝手な判断 笑)ところだけかいつまんで書いて行こうと思います。

1780年頃、それまでのポットとは全く違う形の横長楕円形のバッチェラーデザイン(ティーセットのバッチェラーサイズ とはちょっと意味が違うようですが・・・ ただこれもサイズ的にはそれまでのポットよりかなり小さめの事からもこの名前が来ているようです)が出てきました。

*実は1755年から1770年には銀器のポットはあまり作られなかった(使われなかった)んだそうです。 お茶を飲む形式が変わったためか、もしくは銀のポットよりも陶磁器が流行していたためだとか。

バッチェラーティーポット
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1780年頃といえば丁度かの有名な女性シルバーメーカーのHester Batemanが活躍していた頃です。
なるほど、彼女のティーポットはこの形が殆どだったような・・・(この形にリボンなどの女性らしいエングレービング、一目見ただけでこのメーカーだとわかるような・・・本当に素敵なんですよね!)
このような小さいサイズのポットはティーの値段が下がってより多くの人に飲まれるようになったと共に出現したそうです(といっても一般国民がティーを飲めるようになるのはまだ先の事ですが・・・)。 

この形のポットは少しまるっこく形を変えながらも流行は1800年近くまで続き(途中リージェンシーポットの原型か? というようなポットなども出現しますがあまり細かいところは省きます。)、1700年代も終わり頃になり横長の長方形で両端が少し丸みがかったようなポットが流行となります。
こちらはティーセットですが・・・
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1809年のお品です(Women in Silversmith からお写真お借りいたしました)。

そう、前回フェアで出会ったポットは丁度この時期に作られたものです。
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1808年製

どうやらこのようなポットは1700年代終わり頃から流行し、脚のないものからはじまり1800年頃からはバンフィート(またはボールフィート)が付き、1810年頃に全く違うデザインのポットが出て来るまで流行していたようです。

1811年からはリージェンシー時代、1810年頃からはポットの下半分がフルーティッド(これどうやって訳せばいいんだろう・・・ 立て溝彫りの?)になった、ペデスタルの脚がついたポットが流行しました。 

そして時代は「過剰装飾の時代へ・・・(辞書より)」←笑

1820年頃から、The 英国栄華 というような打出しが全面に施されたようなポットが出てきます。私には以前一番憧れの銀器だっただけに意外でしたが スプーンなどでも透かしやデコラティブな"Fancy"はあまり得意ではないとされる英国人 にはこのようなポットは過剰装飾 に映るのでしょうか。


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私が今まで「ヴィクトリアン」の特徴だと思っていた華々しい装飾は大英帝国のさらなる繁栄と共に現れたのであって、ジョージアン時代の後半からその兆しはかなりデザインに現れていたようです

数ヶ月前に我が家に来たポットがこの時代のものです(後にまた記事にします)
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1824年製 ロンドン

装飾は英国人から言わせると「派手」かもしれませんが、かなりたっぷりとした純銀(ちょっとくらいの衝撃にはびくともしなさそう!)に施された打出し装飾の見事さ、そして存在感は素晴らしいとしか言いようがありません。

そしてここから先の時代は1860年代頃まで 日本で特に人気があると思われる ヴィクトリア時代の英国銀器と言えば頭に浮かぶ程の豪華なメロン型や洋梨型のポットが流行します。

以前に書いた、ヴィクトリアンティーセットの記事はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/edwardian_dreams/12115067.html

このようなポット(セット)は現代の英国人からすると派手かもしれませんが それでも当時は相当の流行具合だったと見え(時代背景を考えると当然だと思います。 当時の英国人の暮らしぶりや趣向は相当豪勢だったと思いますから・・・ 特にティー大好き英国人、特に女性にとってはティーポットというものはまるで分身のように大切なアイテムだっただろうと思います)流行は1860年頃まで続き、その後は1860年頃にそれまでのデザインとは全く違った壷のような(古代ローマなどにヒントを得て作られたとか?)お品が出て来た以降 ティーのお値段が下がりティーポットの需要もより増える中で多種多様に変化していったようです。

そして1900年代は新しいデザインと平行して、ジョージアンリバイバルとしてシンプルな洋梨型やバレット型も再流行しました。

と、ざっとデザインのスタイルチェンジについて書いてみましたが・・・
わかりにくい所があったらごめんなさい。

私もまだ勉強途中なので細かい年代など、もしかしたら前後する事があるかもしれませんが随時訂正追記 訂正して行く予定です(また、「これ違うぞ?」と思われる部分などありましたら、メールフォームからご連絡頂ければ嬉しいです)。

次はティーセットのスタイルチェンジについて書きたいと思います。

最後に・・・

私含め皆様のお好みの猫足ちゃんがついたポットは、1819年頃に出て来たようですよ^^

その他の一口メモ

・1780年から90年あたり、一番ポピュラーだったのはバッチェラーような楕円のポットにスタンドが付いたものだったそうです(セットで今現在マーケットに出て来るのは稀ですがこの時代はスタンドがセットで作られる事が多かったようです)

・1800年頃からそれまでの木製やアイボリーハンドルに代わって総シルバーにアイボリーの断熱材がついたポットが人気となりました。

・1725年から1775年までの約50年間に作られたポットには非常にサイズの小さなものが見られますがこれらは当時流行したサフランティー用に作られたと考えられているそうです。

・1800年代の初め頃は、ポットの前側の襟が立ち上った、下半分に溝がついたデザインのポットが流行しました(リージェンシーポットの事ですね)。


この記事を書くのに参考にさせて頂いた文献&website
V&A website
http://www.vam.ac.uk/
WOMEN SILVERSMITH 1685-1845, The National Museum of Women in the Arts
The collectors' dictionary of Silver and Gold, Michael Claydon   Identifying Antique British Silver, T.R.POOLE 


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今週はこの記事に出ているジョージアンのポットも出品していますので興味がある方は是非御覧下さい。
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続きです。

アメリカンスターリングシルバーの スプーンとトング。
真ん中のペアスプーンはティファニーです。
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以前も触れた事がありますが アメリカンシルバーにはアールヌーボー意匠のラブリーなものがたくさんあるので好きです。 ただデザイン的にはかなり高得点でもやっぱり英国銀器と比べて私の中で決定的に劣る展はやはりホールマーク。 英国銀器に深く刻まれた、それぞれ意味を秘めたマーク達を見つけた時の興奮はSTERLING の刻印を目にした時とは比べ物にならないです。

それでも、家で使用している銀器には、アメリカのものも結構あります。

今回はシルバープレートも良い出会いがありました。 シルバープレートのアイテムは、お手頃ですが買いすぎるとかなり荷物になる為 本当に好きなデザインで 状態の良いもの にこだわるようにしました。

トーストラック(メーカー不明)
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遠くから見て、一目惚れしてしまったトーストラックです。
シルバープレートのトーストラックは純銀のものと比べて大きくて使いやすいものが多いのですが(純銀でも大きなものはありますが・・・ なかなか出てこないため英国でもかなりの高値がついてなかなか手がでません)その中でもダントツに風格があります。 手持ちの、Henry Wilkingson&Coの160年前に作られたトーストラックと並べても存在感ではひけを取らないのでは と思ってしまう程です。

シルバープレート製のスプーンセット
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こういうデザインのスプーン、好きです。 シルバープレートのお品は純銀のものに比べて比較的後年に作られたのか、はたまたプレゼントなどに使われて使用されなかったのか、状態も良い上にお箱が美しいものである場合が結構多いです。

シルバープレート製のティー4点セット
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今まで私がバッチェラーサイズと言って扱っていたものより更に一回り小さい、本当に一人分サイズのティーセットです。 コーヒーポットは少し大きめかもしれません。
シルバープレートなんですが、かなりプレートに厚みがあると見え 初め純銀と思ってしばらくホールマークを探してしまった程美しいお品です。 一人分で4点セットはなかなか見ません。 ハンドルがブラウンのものが欲しかったので、出会えて良かったです。

他にも色々買いましたが大体こんな感じです。

来週から一部はオークションに出品していこうと思います。

ところで今回の仕入れで見つけた面白いお品の話を一つ。

いつもフェアに出店してらっしゃる、彼自身もコレクター のようなおじさまが母になった私に是非、 と見せてくださった一品。

なんと純銀で出来た・・・

「乳首カバー」 (笑)

カップのようなものの一部がちょこんと出ていて、周辺に穴があいているという代物。
なんと このカップの上から おっぱいを吸うんだとか。 うぅ・・ 赤ちゃん飲みずらそう!

1780年頃のお品でした。 本当に珍しい一品らしく、なんとお値段は前述のジョージアンのサルヴァの二倍ほど でした。

彼はすごく感じの良い人で、あう度に色々お話するのですがなんと一度も彼から買った事がない^^;
マスタッシュスプーン(って名前でしたっけ)とかなんかも、レアなアイテムだと勧めて頂きましたがなかなかテイストに合うものがなく、いつもおしゃべりだけで終わってしまいます^^:

でも、どうやらこういう珍しいお品を集めているコレクターが、英国には結構いらっしゃるみたいですよ^^

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